「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」 何でだろう、嬉しくなった。

3月 20th, 2009

「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」(DVD)
公開:1997年
本編:90分
制作国:ドイツ
監督:トーマス・ヤーン
脚本:トーマス・ヤーン、ティル・シュヴァイガー
出演:ティル・シュヴァイガー、ヤン・ヨーゼフ・リーファース、ティエリー・ファン・ヴェルフェーケ


■あらすじ
余命わずかと診断され、末期病棟の同室で出会った二人の若者。天国で流行しているという海の話をするために、海を観たことのない二人は、病棟を抜け出し、ベンツを盗んで海へ向かって走り出す。しかし盗んだ車には、ギャングの大金が積まれていた...。走り続けた末、二人が海で見たものは?

■感想
とってもシンプルなプロット。
目的は一つ。
「海を観にいく」こと。
最初で最後。
そして、叶わないかもしれない目的。
物語は、日めくりカレンダーのように出来事を綴ってゆく。
一見単調に見えるのだけど、どのシーンもオシャレで可笑しくて密度が濃い。
登場人物が良い人・抜けた人ばかりでリアルさに欠ける。
けど、一つのファンタジーとして違和感なく楽しめてしまう。
方向性がブレないので、観ていて飽きない。
伝えたいことが届く。
死期が迫りリミットが外れ、大金を手にしてリミットが外れ。
警察に迫られてもギャングに脅されても、臆することなく。
海に近づくにつれ、自由になってゆく。
二人が海で、肩を並べ見たものは何だったのだろう。
観ていて一番こころ残ったのは、二人の関係性。
初対面から死に至るまでの僅かな時間で築いた、友情と愛情。
とても密で思いやりに溢れていて。
凄く嬉しかった。
自分が。
何でだろう。
羨ましいではなく、嬉しかった。
不思議。
繰り返し観たい映画が、また一つ増えた。


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     座右の銘は「虚心坦懐」。尊敬する人は「Michael Jackson」と「Robert Downey,Jr.」。自分の「ココロ動いた」ことを中心に綴っています。>> about

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